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山であったことを読み物にした「エッセイ」、思い出は「記憶」。トップページと「写真」に山と森の写真。秋に賑わう「キノコ」。船形山周辺のスポット、Cafe、そして、気象、地図、カシミールなど、テクニカルなものなど雑多なものを「etc」。何かありましたらコンタクトからお願いします。more…
近況
11/14 山は茸色に。
どうも今年のナメコは不作らしい。今年の夏は台風もなかったし、秋になっても続く渇水。それとイマイチ冷えないからだろうか。おなじみの桑沼はビビるぐらいに水が引いて小さくなっている。ということで先週はキノコは諦め、国道48号線から容易にアクセスできるようになった関山大峠まで散策。ちょうどこの時期の数年前。北面白山からヤブ漕いで、関山までの尾根を辿る分水嶺の旅。それ以来で懐かしかった。大峠から北面白山方面に少し向かい、コルから沢筋を降りて周回。下るとそこには関山隧道が。ここにあったのか。このあたりの地理には疎いから突如現れた隧道にびびった。
明けて翌週、毎年の恒例の沢にナメコ探し。確かに多くはないかもしれないけどそこそこ取れた。不作は不作かもしれないが、出が遅いだけで、雪が降るころに結構でてくるのではなかろうか。その時期に出てくるとライバルは少ないので結構取れたりする。数年前もそんな感じだったような。とはいえナメコもある程度満足。山菜は一年を通して、季節折々、その時期の恵みを数回いただければ最近は満足だ。数年前は根こそぎ取ってやろうと息巻いていたものだが、熱量が下がったのか、大人になったのか。
紅葉の色づき方も毎年違う。山菜のでかたも毎年違う。雨、雪、風、気温も毎年違う。毎年違う山の表情。その年に顕われる山の表情をその年のものとして味わい、楽しみ、親しむ。なんてことを最近は思う。師匠の山との付き合い方が自分の中にも少しは育ったのだろうか。
と、しみじみ思いつつもナメコはもう少し取りたいのが本音。
- 量もそこそこ、極上品質。
- 謎キノコ。鑑定お願いしたが不明だった。チューリップスカートのようにひらひらでかわいい。
更新情報
2021-2022
「壊れかけのキャメラ」
- 憧れの宇宙
2020
「名誉会員」
- 靄立ちこめる朝の氾濫原
- 落葉(大滝川)
- ある春の森の中
- 麗しき(八幡平山頂より)
- 春の光が燦々と輝く升沢の森
- 大倉沢
- 童話の世界
- 暴風の大晦日(升沢)
- 梅雨は気まぐれ。山はようよう明るくなりにけり。靄かかりて輝きたる、麗しき隧道、くぐり抜け。 ー 長倉沢(船形連峰)
- うろの中にあるのは(笹倉山)
- 影絵
- 秋をまとう前船形山(鏡ヶ池より)