2023年5月23日 / 最終更新日時 : 2023年6月5日 くまぷー エッセイ 麗しき幻の沼。 2023年4月。寡雪から開けて春。ぽかぽか日和が続いた。桜の開花も 全国的に異例に早く、例年より半月近くも早く咲いているようだ。仙台の街の桜も4月を待たずに満開となった。春たけなわだ。 &nb […]
2022年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年9月4日 くまぷー エッセイ 朝活。 「朝活とは、朝早く起きて、出勤前などの時間帯に趣味やスポーツ、勉強など自己研鑽やストレス解消になるさまざまな活動に取り組むことです。」 ググるとこういう説明がある。素晴らしいことだ。といっても わたしはやっ […]
2022年8月27日 / 最終更新日時 : 2022年8月30日 くまぷー エッセイ オニヤンマ。 8月も最後の週末を迎えた。夏ももう終わりに近づく。ここしばらく疎(おろそ)かにしていたロープワークを少しやっておこうということになって相棒と山に入った。こういったことをやるも早いものでもう4シーズン目だ。 […]
2022年1月13日 / 最終更新日時 : 2022年1月16日 くまぷー エッセイ ドローン。 “蘭山”と書いて “あららぎやま” 泉ヶ岳山頂から東にちょうど3kmのところにある イカした名の山だ [地理院地図]。山名もイカしていれば、山容もイカす。主尾根が数本、直 […]
2021年7月12日 / 最終更新日時 : 2021年9月28日 くまぷー エッセイ 夜叉の住む沼。 遡行しようと思っていた瓶石(かめいし)沢の周辺を衛星写真で何気なく眺めていた。すると、三峰山のすぐ下、北丸松保沢の源頭近くに沼がみえた。地形図に沼の記載は無い。船形山主稜線から幾ばくも離れていない。山上湖だ。   […]
2021年5月10日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ 一生忘れない。 山菜は山遊びに彩りを添える。山で遊んだ後、家に帰り、晩飯にその日に採った山菜を頂きながらビールを飲む。山のえぐ味とともに何とも言えない満足感が染み渡る。山からの恵みを通して季節の移ろいがより深 […]
2020年8月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月14日 くまぷー エッセイ くまのきもち、ぼくわかる 山を通して知り合い、やがて仲良くなった友がいる。齢も四十を超えれば、気心許せる新たな友人なんて なかなか出来ないものだ。山が引き合わせてくれたと感謝している。彼は、いや彼らは、春が息吹くと、船形山の山麓にあしげく通いはじ […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ ぷー 梅雨のさなかの日曜日。相棒と船形山麓の沢に入った。尾根まで詰めて別の沢の源頭から再入渓。沢下りして周回。登攀も懸垂下降も困難な滝が登りにも降りにも1つずつあるがそこは大きく巻いて。そんな予定だった。 &nb […]
2019年12月20日 / 最終更新日時 : 2019年12月23日 くまぷー エッセイ ゆく年くる年 かつて 船形山にほど近い集落だった升沢 この地に住まう人は もういない 大晦日 二人の男がやってくる 焚き火を起こし 鍋に 蕎麦に 雪見酒 かんじき履くと 第九を響 […]
2019年12月1日 / 最終更新日時 : 2022年1月14日 くまぷー エッセイ 野生を呼び覚ます GW、小又山を背に歓喜するAさん(火打岳) 落葉も進んだ11月初頭、半年ぶりとなる新庄神室の縦走を予定していた。その年のゴールデンウィークに 残雪の火打岳でテン泊を楽しんだ3人でまた行く計画を立てていた。春 […]
2019年11月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 くまぷー エッセイ 僕と君の分水嶺 「分水嶺」 分水界になっている山稜 (さんりょう) 。分水山脈。日本海と太平洋の分水界の狭間を中央分水嶺と呼ぶ。 水の利権に絡むことから、東北での東西を分かつ県境は中央分水嶺に引かれていることが多い。 《1 […]
2019年11月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ 草木と戯れる 「ミズナラはね、葉柄がほとんど見えないぐらい短くて、コナラとそこが大きく違うから見分けられる。それからブナとイヌブナね。イヌブナは葉っぱの縁(鋸葉)が丸っこいでしょ。あんまりこういう葉っぱって […]
2019年5月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ 仲間と歩む、縦走という山旅 縦走すれば 山行は旅行へと様変わる 仲間がいれば 旅は膨らみ 彩り キラキラと輝く ■ ともに歩めば 重い荷物も軽くなる きつい登りも頑張れる ■ 稜線に上がれば 僕らはもう空だって飛べるんだ […]
2018年11月10日 / 最終更新日時 : 2021年7月15日 くまぷー エッセイ 畑をめぐる冒険 根白石に薄明光線が射す ※この物語は、プロローグ、および、去年編、 を先にお読みいただいたほうが、読みやすいと思います。 […]
2018年11月10日 / 最終更新日時 : 2021年7月15日 くまぷー エッセイ 畑をめぐる冒険 – 去年 – 実を言うと、僕らは去年も、 くだんの畑を探していた。 この文面を読んだ僕らは、 1つのメッセー […]
2018年11月10日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ 畑をめぐる冒険 – プロローグ – 11月10日。 すっかり秋も深まった。 深山は既に落葉し、 里山の紅葉もそろそろ終盤だ。 &n […]
2018年10月22日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ 野湯の夜は、ふ、けて・・・ ここは宮城県北、荒湯地獄。全国でも屈指の温泉の名所である鳴子、鬼首。そこからさらに山奥に向かった静かなところにある。高温の湯が湧き出る地獄。沸騰水が冷めることでシリカの析出が起こるのであろう。コロイド状にな […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ 世界最高峰のクライム 世界的な偉業となったアルパイン、クライミングを成し遂げた人には、ピオレドール賞が贈られる。日本人でも何人かこの賞を受賞している。荒井氏も本年度の最有力候補に躍り出た。ビルクライムという異端のジャンルであるが […]
2018年5月15日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 くまぷー エッセイ 雨と森が作る源頭 見事な樹幹流。 升沢の森仲間のお友達にいただいた写真です。最近一人でも升沢の森に入れるようになったんだとか。 空から降り落ちる雨のしずく。大きく広げた樹の翼が受け止 […]