ぷーやんがゆく三光の宮(後編)

 

 

三光の宮

 


 

 

三光の宮から見れば東の尾根。そこに、升沢林道の先から取り付いて、1136ピークの黒森を目指して登ってきた訳だが、夏道(升沢コース)に合流したのが13時20分。5時間以上かかった。ここから三光の宮まではたかだか300mだ。距離的には大したことはないのだが、ここまでのラッセルでもはやヘトヘトだ。こっから斜面の数百m、この雪ではそうはいってもきついんである。きっと30分はかかる。てんちゃんもいない。

 

普通の状況なら、三光の宮はパスして下山の選択をするところなのだが・・・。いろいろ訳ありで、今日は予定通り三光の宮に行くことにしたんである。風の強そうな三光の宮でやりたいこともあったし。

 

 

いざゆかん!

 

 

と気張る程のことではないのだが。もう300m先にあるわけだし(笑)しかしここからでも、今日は近くて遠い。気張らねばならなかった。

 

 

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升沢コースって道中ほとんど眺望が無い。いや皆無か? 初めて眺望が得られるのは、ここまで苦労して登ってきて、船形山山頂までのほぼ半分の行程が終わったであろう地点。三光の宮である。そして、岩岩したところを上がっていくと、最初に目に飛び込んでくるのは・・・

 

 

 


北泉ヶ岳なんである。妙にほっとする。

 

 

 

 


三光の宮到着。相変わらず荒れてるけど。(三峰山)

 

 

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ということで、今日の予定行動。

 

 

かなり深刻な状況のビバークを想定して・・・

 

 

ガス燃料もなくなった、水も無い、雪はある、風強い、寒い(-5℃) 出来るのは救助を待つばかり。

 

 

非常燃料で、雪からお湯づくり。どんだけ時間かかるのか?

 

 

 

思っていたぐらいだった。風防をもっとちゃんとやれば、半分ぐらいに短縮できそう。焚付にも便利。五徳はちょっと使いにくかったけどまぁ工夫しだいかな。台座小さすぎだし、風には弱いとかあるけれど、使う状況を想定すりゃ便利さはまぁいらんだろう。なによりどえらいコンパクトで軽いのでまぁこれでいいか。

 

 

 

 

出来上がったコーヒー

 

 

 

 

コーヒーを飲みながら、さて降りようかと後片付けしていると、黒森が北泉ヶ岳と並んで青空の下に輝いていた。