風を感じて欲しい – 角平 (後白髪山) –

 

 

 

ここは角平。後白髪山南部にある三角点名が角平。晴れてても雪が降る楽しいところ。尾根というほどには、尖った尾根ではないのだが、やつくし沢から吹き上げる強風により長大な雪堤ができるところだ。この長い雪堤は雪の回廊とも呼ばれている。3月、4月の残雪期は楽しい回廊ハイクなんかも楽しめるのだが、1月,2月は風が吹きすさび。晴れていても雪が舞う。仙山線が止まった昨日ほどではないだろうけど、ここはやっぱり風がすごかった。登ってきた時の20cm深ぐらいのトレースも地吹雪ですっかり消え失せた。

 

 

 


ゴーグル、目出し帽、ネックウォーマーは風が強い場所の雪山にはあったほうがいいですね。ちなみに、ケチらずにウールがいいです。綿はガチゴチに凍って使い物になりません。

 

 

 

風を感じて欲しい

 

写真で風は表現しにくいのだけれど、地吹雪があれば・・・、どうだろうか。

 

 

 


地吹雪でツートンに化けるブナ。あたり一帯雪煙。やつくし沢から駆け上がってくる風が唸り声をあげる。バチバチと雪が体に当たる。ゴーグルの曇りを取らないと、雪庇のヒダのでこぼこをうまく歩けない。仕方ないからたびたび口元を出すのだが、その度にホッペタが落ちそうになる。美味しいからぢゃない。

 

 

 


一瞬だけ見えた山頂。左が冬道。その直上右上が後白髪山山頂。中央部の白いスジは上空沢。右は夏道で通るピーク。名前あったような気がするけど忘れた。写真を撮っているとホッペタが落ちそうになる。美味しいからぢゃない。

 

 

 



ここの雪堤はこうやって育っていく。

 

 

 


目出し帽なければきっとほっぺたが落ちていた。美味しくてぢゃない。靴紐を素手で締め直していたら指が一瞬で凍りそうになった!

 

 

 

 

もこもこを感じてほしい

 

 

 

 

ぽつねんを感じてほしい

 

綺麗なほっぺた。

 

 

 

 

てくてくを感じてほしい

 

 

 

 

偶然、雪庇が崩壊する瞬間を初めてみた。何とも言えない音ですねあれ。話しに聞いてはいたのだが生で聞くとすごい。ズズズ・・・ズンッ。でもない。ドドドン。でもない。厳しい冬の山が発する音だった。決して不快音ではないのだが、厳粛とした気分に否応なく持って行かれる音だった。ブンッって最初に響いた。足元だったらもう恐怖で固まるだろうな・・・。

 

 

行き、5時間弱、帰り、2時間強。結構きつかった。。

 

 

ラッセルきつそうなので、3人ぐらいに声を掛けてみたのだが、ヤマちゃんは担々麺、あっきーはニーハオ、Tさんは死ぬからいかないって。こんな日にこんなところに行きたい人いないみたいだ。現実は厳しい(笑)

 

 

 

  1. tabilogue2 より:

    いい写真だなぁぁぁ

  2. くまぷー より:

    自分でも気に入っているのですが、写真展には地域対象外で採用されません。悔しいので、印刷して会社に飾ります(笑)

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