ウルトラマンマップ

 

 

しつこく地図ネタ。きっとまだまだ続く。

 

昨日の地図の記事をTさんに見せて感想を聞いてみた。

 

「微分!?微分って何!意味が分からない!」

 

発狂していた。

 

 

そもそもTさん、地図があまり好きではなさそうなんである。しかし、最近、バリエーションというか、地図を見ながら予定を立てて、そこを歩くようなバリエーションちっくな楽しみ方をやってみてもらった。年明けには、船形山神社→尾根を辿って旗坂平。そして、先々週は、かもしか尾根の夏道からショートカットして下山。こんなのをGPSに頼らないで、地図だけで、地図読み練習を兼ねてやってもらった。登山道も案内板もない。コンパスと地図をみながら、自分で進行方向を決めてもらう。そしたら、結構楽しい!と喜んでいた。そうなんだよ、こういう山歩きって楽しいんだよね。分かってくれて嬉しい。そして、ちょっと地図にも親しみが持ててきたみたい。よかったよかった。

 

 

話は地図に戻る。難しい言葉が出ると読んでもらえないから、なるべく平易な言葉や文章になるよう心がけているのだが、たまに私はたがが外れる(笑) なので、今度作った、尾根と谷(沢)がわかりやすく見える地図も、得体のしれない名前ではなく、分かりやすい名前にしようと考えていた。尾根と谷の地図だからして、おねーたん地図、でどうだろうか? なんて考えながら、おねーたん地図のための計算が終わるのを待っていた。

 

 

そしてヤマちゃんに出来たのを見せた。

 

 

 

 

 

おねーたん(尾根谷)地図の前段階である(*1)。

見せた瞬間ヤマちゃんは叫んだ。

 

 

”ウルトラマンマップすげー!!”

 

 

その発想は無かった。ということでウルトラマンマップと呼ぶことにしよう。ちなみにこの地図。船形山山域東面です。緑は平坦、または、一定の斜度の平らな緩斜面。細い緑が、尾根または沢。黄色が斜面、赤色が急斜面である。これを見て、ふんふん、これがあそこだな、って分かる人はスゴイ。大倉山が特徴的なんでそこから辿ると分かるかもしれない。地名入りはこちら

 

 

 

 

ちなみにこっちは違う地図。南は面白山~関山~北は寒風山あたりの地図。地名を少し入れたのがこれ

 

 

 


 

 

これではまだ沢と尾根が分かりにくいので、ちちんぷいぷい(*2)

おねーたんマップが完成だ。

 

赤、尾根。青、沢・谷。中央分水嶺の尾根を沢を見ながら辿れる!!素晴らしい!北面白山から船形山まで歩けるのはいつの日か。地図を見ながら夢が広がるぜ・・・。

 

 

 

ちなみに船形山山域東部はこうなる。同じく、青が沢、赤い線が尾根。しかしはっきりしない。尾根がしっかり見えない。長倉尾根なんて赤くすらない。つーか白いベルトだ。尾根っぽさが出てるのは花染尾根とかぐらいだ。船形東面ってやっぱりこういう場所なんだなぁ。どっしりとした尾根、急峻ではないゆったりとした山域。関山あたりと全然表情が違う。

 

 

さて、お遊びはこのぐらいにして、斜度25°以上の雪崩危険地帯を色塗りする作業に入ってみよう。

 

 

 

 


 

 

 

*1) 国土地理院基盤地図をダウンロード、仕様書を読み、x-y のグリッドに散りばめる。FortranやPythonでやるなら、i,j,標高のCSVデータを作るべし。一次の中心差分の要領で全域を離散化的に微分。その絶対値を和にして分布を出して終わり。正しく言うならば、水平垂直一階微分絶対値和算マップ、略して一階微分マップ、またの名を、ウルトラマンマップ。角度ではなく微分値(傾き)なので注意。意味合い的には大して変わらない。

 

*2) 同上、二次の中心差分の要領で全域を離散化的に微分。二階微分だから、意味合いとしては傾きの傾き。こちらは絶対値は取らない。正しく言うならば、水平垂直二階微分和算マップ、略して、二階微分マップ、別名、尾根谷地図、またの名を、おねーたんマップ。上に凸(尾根)が負、下に凸(谷)が正となる。高校の数学でならったあれだ。二階微分して、曲線が、上に凸、下に凸。どっち?をみるやつ。

 

*) 色塗りはExcelでそのままやってしまう。最大値と最小値を閾値に、RGBを適当に振って終わり

 

 

 

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