オイラーの等式と太白山

 

 

オイラーの等式というのをご存知だろうか。

 

 

 

 

映画「博士の愛した数式」でも登場するあれだ。

 

博士が “何とも美しい数式だ” と言ったあれだ。

 

 

こいつは、オイラーの公式から導かれる。オイラーの公式とは、マクローリン展開によって導出される。Sin(サイン)、Cos (コサイン)と自然数 e、そして虚数 i の間に成り立つ式である。これに π(あのパイ)を代入することでオイラーの等式が現れる。

 

生活に何の馴染みもなさそうな記号達であるが、いたるところでわれわれはその恩恵は受けている。

 

たとえば虚数の i、数字でも無いから虚の数と定義されるものである。iを掛け合わせると-1になるという不思議な数字だ。しかし、この虚数という概念が生まれたことによって、電気の世界のサイエンスは飛躍的に発展した。蛍光灯は虚数 i が誕生しなければ生まれなかったと言われるほどだ。

 

π(パイ)は誰でも知るあのパイだ。円の面積や周の長さはこれによって数値として求めることができるようになった。自然数 e は解析学で盛んに用いられ、微分や積分といったものを発展させた。

 

微分や積分といった面積や体積を求めるために発祥した解析学において見出された自然数e、数というものの性質をつきつめていった代数学において見出された虚数 i、図形に関する幾何学から見出されたπ(パイ)、そして、数字の原点であるゼロとイチ。全く違う分野から生まれたいくつかの記号がたった1つの式で組み合わさり、成り立つ。何とも美しいではないか。感動すら覚える。

 

 

まぁ、そんなことはどうでもいい。

 

 

何が言いたいのかと言うと、私は山でキラキラ光る美しいものをみつけたときに、なぜかふとオイラーの等式を思い出すということだ。自然の美しさに心打たれると同時になぜか頭に浮かぶオイラー。

 

 

理由はよく分からない(笑)

 

 

まぁ、何が言いたいのかと言うと、

 

 

同じものを見ても、人が感じることはさまざまだということだ。

 

 

 

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先の記事を読んだ人からラインをもらった。

 

 

 

お父様と登った山の思い出は、お母様の心に、朝日が昇るが如く輝いているのでしょう。山の名前などどうでもよいのだ。太白山であろうが笹倉山であろうが、目の前に見える山が、朝日の昇る山なのだろう

 

 

お母さんの気持ち分かる

 

 

 

母が笹倉山を見て、父との山登りの思い出を心に浮かべるなら、それが太白山であろうと笹倉山であろうとどうでもよかったのだ。しかし私は言い返してしまった。

 

 

 

山の名前はどうでもいいのかもしれないけれど、違う山を見てあの山だと思うのはどうかと思うのです!

 

 

 

いまだ未熟な息子だ。

 

 

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