あゝ太白山

 

 

麗しき太白山

 


 

 

仙台市中心部から、南西方向、

 

わずか4kmの位置に太白山がある。

 

市民の里山として大変親しまれている。

 

 

 

 

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標高は低いながらぽっこりとしたその様は大変よく目立つ。

 

ご来光を拝む山としても大人気の山だ。

 

先日の元旦もずいぶんと賑わっていたようだ。

 

私も2度ほど登ったことがある。

 

 

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父と母も30年ほど前に一緒に登ったという話を聞いたことがある。

 

なんでも父が大病を患って長い入院生活を終え、

 

体調もようやっと戻ってきた頃、

 

記念に一緒に登ったそうなんである。

 

一緒に暮らしていたのに、父と母のことって知らないことが案外多いデスネ。

 

 

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ところで昨日、

 

母と、父の墓参りに行った帰りに、

 

最寄りにある中山イオンに寄った。

 

中山大観音の坂を下って家に戻る途中、

 

母が言う。

 

「お母さんね、お父さんが退院したあとに一緒に太白山登ったのよ、だから、イオンに行った帰りに見えるあの山、いつも見ながら30年前のその時のことをよく思い出すんだ。ほら、」

 

母が指を差す。

 

 

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指さしたその山は、

 

 

笹倉山だった。

 

 

 

 

 

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ちげーよ!!!

 

それ笹倉山!

 

太白山、まったく逆方向、こっから見えないし!

 

 

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わたしは思わず、光の速さで突っ込んでしまった。

 

 

そして、時おりほんのりと自宅近くから眺めることができていた母の山を亡き山にしてしまった。

 

 

わたしはダメな息子だ。

 

 

 

 


 

 

女の人ってたまにすごい方向感覚を有している人がいるが、あれは性別による先天的な特性ではなく、後天的な特性だと私は思っている。生活習慣から来るものに違いない。しかし、しかしだよ・・・?180度違うし!!30年もそんな思いで見つめていた山が違う山! そして、笹倉山といえば、違う思いで、私も何十年も眺めてきて、山を始めたときに最初に向かった山だったのだ。そしてあれに最初に登ったんだよ―って、たまに説明もしていたのだ。されどなぜだ、なぜなのだ! そんなもやもやをともないながら新年がスタートした(笑)

 

ちょっと申し訳ない気持ちになって、記事の一枚目の写真を印刷して母のキッチンに貼っておいた。

 

 

  1. より:

    あけましておめでとうございます。
    私なら『そうだねぇ。そんなことがあったんだぁ。』っていいますなぁ。
    真面目で冷たい息子だ!! 笑

  2. くまぷー より:

    明けましておめでとうございます。

    光の速さで突っ込んでしまってからハッと気づいて、もはや後の祭り。
    自分が不甲斐ないです(笑)

  3. tabilogue2 より:

    うううぅぅ・・・んんん む~~~ぅ

    それが 今の くまぷ~なのだ 
    あっちにも こっちにも どっち~にも 正直なのだな
    嘘のつけない こまった やろ~だぁぁぁ (笑  

    チーム T 、今年一年よろしく

  4. くまぷー より:

    むむむむむぅん

    自分ではてきとうにごまかしつつ上手く渡ってるつもりなのですが、
    外から見ると嘘をつけない融通の効かないやつなのかもしれません・・・

    しかしですねぇ、、3週ぐらい前に蔵王の温泉に連れて行った際、
    道中、茂庭の馬越石トンネルそばの中華屋で昼をとりました。
    「これ(太白山)に登ったんだぁ」なんて話をそこでも聞いていたんですよ。

    納得がいきません(笑)

  5. tabilogue2 より:

    まあ いいではないか ハハ ハハ ハハ (汗)

    笹倉山も 太白山も 蕃山も・・・ハハにとっては
    旦那さんと登った山であり続けるわけだ
    そんな感傷を抱ける山が いつでも 何処にでもあることぐらい
    君の人生にとって どーってこと無いもんだよ 

    それより 母の感傷を大事にするのが先決だ 
    また再び でっかい君のザックを背負う「ハハの姿」を観てみたいもんだ
    カワイイもんだぜ ・・・かぁ?

  6. くまぷー より:

    そうですね!

    しかしまた似たようなことがあると、間髪入れず突っ込んでしまいそうです。
    もっと器の大きな人間にならねばなりません・・・

    県境は降り続いておりますねぇ。
    どうなっているやら。

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