山小屋の夜は・・・

 

 

沢渡黒伏山(さわたりくろぶし)、1235m峰

 

 

ロッククライミングのメッカ、黒伏山の北西1kmに位置する。

地図を見ると、黒伏山、白森、沢渡黒伏山と尾根で繋がっている。

 

 

東根市から。

 


 

 

 

この日、尾根に届いた頃には、

 

 

冷たい冬型の風とともに雪が吹き荒んだ。

 

 

 

―――――――

 

 

 


コブの背の手前

 

 

 

―――――――

 

 

 

登っていれば寒くはなかったが、

 

発汗がすごかった。

 

靴下も浸水したように蒸れているし、

 

シャツもしっとり。

 

 

 

―――――――

 

 

 


寒風山手前の鞍部。登山道は笹藪と雪藪(?)に覆われていた。

 

 

 

―――――――

 

 

 

今回は、前日、そして、当日朝に水分を取りすぎたようだ・・・。

 

いつになく発汗がすごい。

 

体の機能をあらためて知ったりして、

 

山はいろいろな気付きがあって面白い。

 

 

 

―――――――

 

 

 

下山するも汗で体が冷え切っている。

 

車内で暖房を入れても濡れた衣類で体が暖まらない。

 

ひとまず東根で温泉に入ってから柳沢小屋へ向かった。

 

 

 

―――――――

 

 

 

16時半。あたりはもう薄暗い。

 

 

―― 当然小屋は一人だろう

 

 

なあんて思いながら、林道を走っていると

 

後ろから車が来た。

 

 

―― まさかね・・・

 

 

なんて思いつつもこの先には小屋しかないし。

 

速そうなので、行かしてやりたいけれど、

 

積雪もあったしそのまま進む。

 

 

 

―――――――

 

 

 

小屋に到着すると、二人連れの向こうも駐車する。

 

 

―― 同宿者かぁ、一人小屋泊はまた次回だな。

 

 

ちょっと挨拶を交わして、小屋の中に入って晩飯を準備。

 

 

―― せっかくだし、一緒にどうだ?

 

 

なんて声を掛けられて、遠慮せずにお隣に座らせてもらった。

 

 

 

―――――――

 

 

 


先人の教えに従い、ビニール袋に入れてから、ザックの底に敷き詰めて入れたでっかい寝袋。

うまくパッキングできたのかは・・・不明。一人を想定してシャーロック・ホームズを持ってきたのだが読む機会もなかった。

 

 

 

―――――――

 

 

 

会話が進むに連れ、

 

 

―― あれー、あんた、3月の船形山の小屋で会った、泉から歩いてきて、定義に降りた変態小僧だろ!

 

 

妙なところから身バレした(笑)

 

 

 

―――――――

 

 

 

3月に未明3時発で船形縦走したときに、

 

 

その日、始めて会った人が小屋であったこの人だった。

 

 

―― 3時に泉から来るなんつぅふざけたことしてからに、顔はニコニコニコニコ嬉しそうにしてやがって、とんでもねー野郎だと思って覚えてたんだ!

 

 

―― きっと、あまりにも嬉しかったので、顔に出ていたんです(笑)

 

 

 

 


嬉しすぎてカップにもなったし!ありがとう!

 

 

 

―――――――

 

 

 

さらに会話が進むと・・・

 

 

ブナの会繋がりも少しあったり、

 

 

船形山鳥居再建でも繋がっていたり、

 

 

ゆうゆう館、B-nutsとも繋がっていたり、

 

 

ずんべの会の話も出たり、

 

 

山で出会う人とは実にいろんなところで繋がっていくもんだ。

 

 

 

―――――――

 

 

 

その後、

 

 

またさらにあとから車で二人の若者がやってきたんである。

 

 

当然混ざる。

 

 

この辺が山の世界の楽しいところである。

 

 

 

 

 

 

2+2+ くま の総勢五人で宴会は盛り上がる。

 

 

 

―――――――

 

 

 

山小屋の夜は沈殿していった。

 

 

 


珈琲を淹れたり、

 

 

 

 

 


世界平和を語ったり、

 

 

 

 


なぜか土下座したり、

 

 

 

 


1時、へべれけに酔ったお父さんをシュラフに押し込んだり・・・

 

 

 

 

・・・しながら、

 

 

 

小屋の夜は過ぎていった。

 

 

 

小屋の灯りが消えたのは1時半。

 

 

 

普段あまり飲まない私も結構酔った。

 

 

 

しかし、

 

 

 

下山を決断して良かったと、

 

 

 

私は心の底から感じたのであった。

 

 

 

飲みすぎてズブズブと沈殿していきながら・・・。

 

 

 

―――――――

 

 

 

 

おまけ

 

西川山岳会の○○サミッターがゴリラ岩に来るよ―、よかったら一緒にカレー食いましょう~!、と若手の二人にちょっと誘われて? 翌日行ってみた。クライミングの取り付きの場所知らんし、電話番号聞いていたので電話すれば良かったのだが・・・偶然に期待した。しかし、この日は運悪く出会うことはなかった。快晴の中るんるんハイクしてきた。まぁまたの機会があるでしょう。

 

 

 

姿は見えたんだけどね。