三ツ石山縦走、その2。 ~ 1日目の眺望と山飯と~

 

 

八幡平の山頂付近まで続く縦走路。

今晩の小屋は右の盛り上がりの山の更に向こう側。

 

これから歩いていく道が見えるのっていいよね。

 


 

 

 

 


ポッコリと出ている山頂が紅葉の海に浮かぶようで、実にユニークなお山だ。

 

 

 


山頂に11時前に着いた頃は、まだそこそこの混み具合。山頂の向こう側の空いてるスペースをみつけて、これから歩く、紅に染まる縦走路を眺めながらお昼を食べた。
 

 

 

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山頂にて

 

山頂のすぐ近くで、昼飯を食っていた時。二人のお若い男女が険悪なムードで上から降りてきた。

 

 

―― もう!なんでもっと写真撮らないの!? ぜんっぜん、楽しくないじゃん!!

 

―― (男無言で歩く)

 

―― ほら、わたし、この景色すっごい好きなのに!!

 

―― (・・と、彼女の方は後ろを振り返りこれ見よがしに指を指すのに、男は無言で降りていく)

 

 

写真を撮らなくたって楽しいじゃないか。すっごい好きなら、自分で撮ればいいじゃないか。その指差した方向は、秋じゃなくても見れる。 などと言い返してはならない。それは、ダメ男が若い頃にやりがちな悪手だ、うん。私もいろいろ苦い思い出がある(笑)  この若い男の人えらいぜ。言い返さずに無言で足を進める。まぁ恥ずかしかったのかもしれないが・・・。

 

 

しかし、この絶景の中、人混みにも負けず、せっかくきたというのに、あの険悪なムードのまま降りていったのだろうか。心配の種は尽きない。

 

 

原因はなんだったのだろうかと妄想が膨らむ。しかしこの絶景の中、くだらない妄想をしている私もどうなのだろうかと反省すべきである(笑) とどまっていると無駄なことばかり考えてあかんな。と、たっぷり1時間休んでから山頂を後にした。
 

 

 

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美しき縦走路ですなあ・・・。
 

 

 

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小畚山にて。

 


紅の波が岩手山に押し寄せているかのようだ。あんなに賑やかだった三ツ石山が遠くなっていくのに、ちょっぴりと哀愁を誘われるが、歩を進める。ところで、あの男女はどうしているだろうか。 うまいこと仲直りの切っ掛けが得られていればいいが・・・。おっちゃん心配。(もういいよ!)
 

 

 

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15時、光が横から当たり始める好きな時間帯だ。源太ヶ岳の少し手前にて。あとは小屋まで降りてすぐなのだが、あまりに良い場所なので、少しのんびり歩きすぎてしまった。
 

 

 

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小屋手前にて、八瀬森に向かう男の人とスライド

 

――大深は諦めて、八瀬森の小屋に行きます。まぁ、着く頃は暗くなるので、ヘッドライトいりますけどね。 

 

と、気さくに言う。少し、歳上の方かなぁ。たくましそうな人だ。それを聞き、――そこ空いてそうでいいね!、とムクムクと行きたい気持ちが沸き起こった。一方、そんなことを言い出した私に、時間と熊的な理由から恐怖を感じて激しく反対するMさん。

 

 

 


大深山荘にて。

 

 

 

結果的には、余裕をもって寝るスペースが取れたし、八瀬森は地図で改めて見ると遠すぎた。明るいうちに飯を作って美味しいビール。我々まで険悪なムードにならずによかったよかったんである(笑) 八瀬森の小屋は、淡い憧れを抱く小屋となったのであった。
 

 

 

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1日目オシマイ。

 

いや、おしまいではないのだが、オシマイということにしておこう。翌朝はなんと!7時過ぎまでぐーすか寝ていた!あんなに居た人が、目が覚めたら4人しか居ない!翌朝、またしても、のんびりと朝食作って、小屋出たの我々最後!
 

 

 

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担いできてよかった至福のごはん

 

 


1日目、晩ごはん。肉炒めとカレースープと後乗せカレーライス牛肉のプルコギとスープカレー、カレーおじや。 山でスープカレーとか、初めて食べた。相当うまかったぞ。

 

 

 

東京から来たという、カップラで晩御飯を済まそうとしていた若い男女の方が、たまたま隣りにいて談笑。テントを持ってきてるのに!?飯はカップラ!?という不思議。彼女の方は目をランランとして作る手際と道具を観察していた。山飯もかなり興味は持っているようだが、よく分からなくて、今のとこはカップラなんだそうだ。少しお裾分け。
 

 

 

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翌日の朝食と次の昼食は、私が食当である。モッツァレラチーズとトマトを使うサラダの名前は何かついていたはずであったが忘れた。サラダの素は偉大だ。

 

 

 

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(懐かしき藤七へと続く)

 

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