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上半期の山

 

 

早いものでもう2018年の上半期が終わる。まだ土曜日が残るが来週はもう7月なので、今のうちに思い出に残った山を3つ。

 

 

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ところで、齢を重ねるたびに1年は短くなると言いますが、昔、指導教官から聞いた小話。

 

--- 10歳の子供にとっての1年は、生きてきた10年のうちの1年。自分の人生の1割を1年で過ごすことになる。当然1年が長い。初めてのことを経験したり、学んだり。濃密な1年。一方、45歳ならば、1/45年。80歳ならば1/80年。日々は駆け足に過ぎ去る。

 

--- つまり、1年の長さ = 1/年齢。年齢に反比例して短くなっていくものなのだよ。

 

うんたらかんたら。

 

学会があったりして一緒に移動する時は、この話を列車の席の隣で毎度のように聞かされた。--それ、前にも聞きました。 とは言えない。聞き飽きたけど、相づちを打ちつつ、拝聴していた。しかし、反比例ではとどまらず、そこから自然対数だの微分だのノンリニアだの、怪しげな方向に進んでいくのはさすがは工学研究科の教授。

 

 

 

 

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まあそれでも、山との出会いがあり、週末を山で過ごすようになって、1年は随分と長くなったように感じる。

 

ということで3つ。

 

 

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船形山

オーエンスから船形山。そして定義への日帰り山行(3月)


 

小1の時にこちらに来た。当時は泉市。幼少期から社会人になるまで仙台。ずっと背後にあった船形連峰。齢40を過ぎても“船形山”の名前すら知らなかった。しかし船形連峰の山並みはずっと見て育った。登りたいなどと思わなかったけど、山を見るのは好きだった。

 

私にとって、船形連峰の表はずっと目にしていた南側。旗坂、升沢は裏。山形側は別の山域。今でもそんな感覚。山を始めた直後から目指していた船形山であるが、初めての登頂は、後白髪山コースから。稜線は暴風、雪を拾いながら歩く。そして、なぜかテントを担いでいった(笑) 初登頂とともに、初めての小屋泊だった。夕陽も朝陽も素晴らしかったな。2シーズン目の冬は真夜中に1人。升沢小屋から深いラッセルで山頂を目指した。ガスガスの山頂、朝陽に照らされて輝く白い世界は忘れられない。

 

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3シーズン目で、やれると踏んで、念願の泉コースから定義。天候、雪の状態もうまいことはまった。ペース配分もよかった。下山時も3割ぐらい余裕残し。大失敗は、後白髪山で靴ずれ手当をしたときに応急セットを置いてきてしまったこと。

 

経験や技術がともなっていないので、3シーズンとも、怒られてしまうほぼ単独の山行ではあるが、無茶するのもこれで終わりにしよう。もう十分に冒険はしたし、満足した。来シーズンの冬は1、2回、講習を受けてこようと思う。冬の雁戸山は行ってみたいなあと思うものの当分は無理かなあ。3月あたりの新庄神室の縦走も憧れるけど私には一生無理だろう。

 

 

 


船形はやっぱり冬が素敵だなあ、まばゆいばかりに輝いてるよ! と感じた山行でした。

 

 

 

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五葉山

黒岩コースから通称カラマツコース(5月)


 

お友達のヤマちゃんが8年通っているという新緑の五葉山に一緒に。藪が当たり前にある奥羽山脈の山々とは異なり、足元にふかふかの草新緑。頭上には樹々の新緑。今まで見たことがないような光景に驚き、いたく感激した。-- 絶対に日差しがある時を狙うべし。 という彼の言葉どおり、上も下もキラッキラに森が輝いていた。ここは日本庭園か。

 

黒岩あたりの険しい岩稜地帯も楽しい。稜線に乗ってからは、これまた初めて経験する牧歌的な尾根。シャクナゲの木だけが、低い笹牧場の中にもさもさと束になって生えているのが印象的だった。

 

 

 


来年もチャンスがあれば行きたいなと思った山でした。

 

 

 

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犬頭山

SONEさんに連れて行ってもらった山(4月)


 

なぜこの山が入るのか。自分でもよくわからない。こんな山(といったら失礼だが)、自分ではまず行くことがなかったであろう山。しかし、なぜか記憶に深く刻み込まれた。この山なんだか気持ち悪い。ダニはつくし、藪もなければ草もない。春なのに花も無い。スプリング・エフェメラル、何それ? 鹿のシャレコウベも落ちていた。気味が悪いったらない(笑)

 

さらに、遠いし、暑いし、どえらいしんどい山登りだった。どこのどんな山なのか一向に分からずに歩く。いいところが見当たらない。 あ、あった。遠野で食べたジンギスカンは旨かった。なぜか思い出に残り、振り返ると楽しかった。変な山。

 

 


鹿が食さないのか、ヒトリシズカが、ある意味本当にヒトリで咲いていた。他に花はほんとど見当たらない。

 

 

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次点で、皮はカチカチ、中はふっくら、船形山より手こずったモナカな蘭山(1月)。随分歩けるようになったんだなと感じた火打岳・八森山、翌日の焼石縦走(6月)。二年越しの願いが叶った氾濫原(5月)。大きく立ちはだかる障壁が現れても好きなことに立ち向かえる人ってすごい。

 

 

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下半期の目標は・・・
 

 

 

 

人並みにスキップできるようになること。

2 件のコメントがあります。

  1. おばんです。
    すっごい勢いでお山上りとお山歩きですね。
    休み取りたいけど休めない…。
    精神的に疲れた時ほど、休みとってお山でリフレッシュの方が効率良いんですけど。
    っても言えないので…。

  2. こんばんは!

    あと半年続けば、3年間ほぼ土日皆勤賞になりそうです。が、いつまで続くでしょうねえ・・・。
    環境が変わってしまえばそうもいかなくなりますが。

    お忙しいかと思いますがお暇見つけて楽しんでくださいねー!

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