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斜めにしろ。

Oregano Cafeéにて

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所属している写真倶楽部では年に一回、4月に写真展がある。2月ぐらいに出品する3枚を決める。写真選びは、個人的な希望で選んでもいいのだけれど、大筋は先生のセレクトをベースとして決めていく。普通一般の写真のクラブとはこのあたりの趣が違っているかもしれない。

 

趣味として写真を撮っている写真仲間達の写真展。しかし、船形山麓に20年以上、毎日のように通っている先生が主催する ”森の時間” という世界の写真展でもある。ここを納得できたので(?)、今年の写真展はけっこう楽しめた。実を言うと、初回だった去年は、よく分からずに不満が少し残った。

 

 

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クラブでは、先生からあまりあれこれと教えてもらえない。写真やカメラのことを教わろうと思って参加すると消化不良な部分もあるかもしれない。個別に聞けばもちろん教えてくれるけれど、授業のような感じで、今日はこれ、今日はカメラのこのことについて学びましょう。さあ撮りに行きましょう。なんて流れは無い。

 

ということで、学んでる感は少し物足りないかもしれない。先生は基本的に、教えたり、学ばせたり、というのを森の中でやりたい人でもなく。自由に楽しもうよ、サポートはするからさ。というスタンスなので、その辺りを踏まえつつ、桜井学校の生徒としているつもりでやっていくとよいのかもしれません。

 

 

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とかいいつつ、ここ数ヶ月はあまり参加していない。あまりというか一回しか行っていない。代わりに森歩きの方に参加するようにしている。なんだか今はその方が楽しい。みなさんとワイワイ森の中を歩いているのは楽しいし、気楽に写真も撮れる。先生の奥様手作りの美味しいお弁当も付くしね。

 

それでも3月ぐらいから三ヶ月で15回ぐらい。一人だったり、何人かだったりで森に入り、2000枚か3000枚ぐらいは撮ったようだ。その中から自分で選んだ68枚を見てもらって、最初のセレクトで16カット残り、さらに絞られて8カット残った。

 

 

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ゴールデンウィーク、残雪の林道を歩いていった鈴沼。突如、白い靄が頭上から降りてきた。空からの光も残しつつ、白いカーテンに包まれた鈴沼の森。ほんの15分だけだったが、神々しい世界に変容した。
 

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上のカット、自分でもいいと思っていたのだが、先生も良い評価をしてくれた。ただし、さすがは先生だ。なかなか得難い指導というかアドバイスというか指摘を頂いた。

 

 

-- せっかくだから、これは、斜めに撮って欲しかったんだけどな。

 

 

伺ってみると納得の行く理由がいくつか。なるほど・・・。ネイチャー写真であれば、まっすぐ立っているものを、斜めに撮るなんてありえない。色合いから何から、なるべくそのまま撮るのがネイチャー写真だ。工夫するのは構図と被写体と露出と絞りぐらい。だから、先生の写真はネイチャー写真であってネイチャー写真ではないのかもしれない。

 

先生は、自然の中での出会い(被写体)を大事にする。これこれここで、これを撮るために何度も通い、狙った一枚を撮る。なんてことを先生はしない。気軽に、出会ったものを、遊び心で撮る(構図を作る)ことを大事にしている。

 

表現なのだから、露出も構図も被写体も自由。わざとピンボケにしても自由。決まりきったルールは何もない。それが先生の写真の世界なんだろうなあ。この写真なら、斜めに撮ってみても面白い。なんていうのは自分でやっているとなかなか気づくものではない。ネイチャー写真の教科書になんかにも書かれていないだろうし、きっと正しくはない。

 

こんなことを学べる、気付かされる所が、ほかと違った先生の教室の良さなのかもしれない。でもしばらく、参加するのは森歩きかな。弁当がうまいし!でかいオニギリ2つと、味付け半熟ゆで卵はいつ食べても絶品だ。

 

 

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力説したが外された一枚。まあそりゃ写真としてはどうでもいいカットだけどさ。

 

 

-- ほらこれ。出会い じゃないですか。カップルともう1匹の出会いです。何だかしばらく、3匹が凍りついたように止まっていたんですよ。三角関係!

 

-- お前は、今日来ていた5歳の子供と精神構造が一緒だ!動いている生き物を見つけては喜んでつついている!

 

 

 

・w・)・・・

 

 

 

 

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