コンデジのボケ量

 

朝霜かかる蜘蛛の巣(等倍)


 

お花撮影の季節がやってきた。花といえばマクロレンズが大活躍。コンデジと一眼レフで大きく差がでる被写体が花でもある。明るいレンズと大きめのセンサーサイズの一眼レフで、被写体に寄って撮ると大きくボケて表現の幅が広がる。しかしながらコンデジでも工夫のしようはある。

 

  • 絞り優先モードを使う
    • あまりマニュアルやら見なかったり、カメラのことが分からないと、ほとんど“Auto”の撮影モードで撮っていると思います。しかし、大抵のコンデジにはこの絞り優先モードがある。ダイアルなり選択できるモードに ”A”とかがあるはずだ。
    • ”A”にした上で、絞り(F値)を最小にして、(これを開放で撮るという)、今までと同じように撮ってみよう。背景が今までよりボケるはずだ。
  • ズームを使う
    • 同じ大きさで花を撮るにしても、そのままで撮るより、一歩離れてズームして同じ大きさで撮ってみよう。
    • 背景が今までよりさらにボケるはずだ!
    • しかしながらズームしすぎると、被写体がブンブンぶれるので撮るのは大変になります!
  • 上2つの合わせ技
    • 背景が今までよりさらにボケるはずだ!
  • マクロモードを使う
    • マクロモードにして、花に思いっきり近づいて開放(F最小値)でパシャリ。

 

さあ、今度山に行ったらやってみよう!

 

 

ちなみにボケたからといっていい写真になるとは限りません。というか、なりません。ボケをうまくいかして面白い絵作りしなければなりません。特に花は、ちょっとやそっと工夫したところで、元が綺麗なのでどう撮っても綺麗。花写真は割と難しい。ちなみに花の写真をうちの先生に見せても、0.01秒で即座にスルーしてきます。綺麗な光景と一緒で、綺麗なものを綺麗に撮っても意味は無い。そういった主旨でございます。花を使うならかなーり工夫しなければ駄目。

 

 

ボケ量の比較(4倍ズーム程度までの軽量コンデジ)

被写体までの距離やら何やらでいろいろあるんですが、ボケの量を比較する簡単な指標として便利な”有効口径”。これで大凡のボケ量、ボケ性能は比較できる。よく使われていそうなコンデジとおまけで一眼レフのレンズ。

 


(クリックで拡大)

TG4/TG5

4倍ズームの明るいレンズ。ズームして開放(最小F値)で撮れば、かなりぼかして撮れるだろう。防水、防塵、防寒、耐衝撃、軽い。山で使うには最高のコンデジ。あまりこだわらない人にはまずこれをオススメする。センサーサイズがちょっと小さいので、シャキッとした写真にはどうしてもならないのだけが欠点。しかし、総合的にはかなり優秀。重量250g

RX-100m5

SONYの高級コンデジ。センサーサイズがTGシリーズよりも大きく、綺麗な写真が撮れる。しかしちょっと高いし、ちと重い。重量299g

G9X markII

小さくてかなり軽い。なかなか売れているカメラ。評判もいい。センサーも1型で大きめ。しかも安目。山用途として、TGシリーズと悩むところだが、機体のタフさとの兼ね合いが選択ポイント。しかし、山の風景を撮りたい時は広角端が28mm(24や25mmより狭く写る)なのは痛い。1万円さらに予算を増やしてG7X markIIを選択すれば広角も24mm、レンズも明るくなり全て解決。しかし重くなる。G9X(206g) G7X(319g)

DSC-WX500

お山仲間が持っているので高倍率ズームのコンデジカテゴリーだが特別枠でリストアップ。高倍率ズームが魅力だがレンズは暗いのでボケ量は期待できない。しかし、超ズームを活かして、遠く離れて被写体を撮ればボケ量は最大。けれど手ブレで、被写体がブンブン動くので三脚を使わねばきっと撮れない。程々のズームで、開放で撮ればそこそこボケるかもしれない。TG4/5と同じでセンサーサイズが小さいのが玉に瑕。しかし超ズームは魅力的。数十m離れたクマも激写できる。

LX-100

こちらもなかなかコンパクトで売れ筋カメラ。センサーもかなり大きい、4/3(フォーサーズ)サイズ。シャープな写真が撮れる。広角も広くて適度なズーム。少し高いところに目をつぶれば良い選択肢。ズーム&高画質を求めるお散歩カメラなら個人的にはこれだが、お散歩用途としてはちと重い。重量393g

GRII

コンデジではほぼ最大クラスの、一眼レフにも使われるAPS-Cのでかいセンサーを搭載。バキバキに精緻な写真が撮れる。さすがは単焦点レンズで、味のある写真、かつ、ボケも綺麗。しかしながら当然ズームは出来ない。ボケ量は小さめに見えるけど、でかいセンサーを活かしたクロップ機能(撮影時トリミング)でマクロ撮影すればガシガシとボケる。ズーム出来ないので、単焦点カメラに慣れてないと使い勝手は悪い。しかも、センサーサイズのためちょっとお高め。しかし6万円台。画質にこだわるなら断然これ。機動性と画質に際立つカメラ。片手で全て解決、ほどよい大きさで、軽量。お散歩カメラの横綱。欠点としてはよく言われるホコリの混入。重量251g

 

 

  • 大横綱のコンデジはフルサイズセンサー搭載のSONYのRX1。かなり重いがフルサイズ一眼レフと比べれば超軽量。しかしお値段はヘビー級。数十万円。
  • キワモノのお散歩コンデジとしては、単焦点のシグマDP1とDP2、解像度番長のえぐい写真が撮れる。しかし、起動は遅いのでシャッターチャンスは逃しやすい。バッテリーの持ちがひどいのも有名だが、お散歩ならいいか。愛情を持って使う名機。

 

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