花見山のあとの石舞台は夢舞台。

 

吾妻連峰。本日、脊梁山脈は厳しい寒さに見舞われたことだろう。


 

 

花見山。桜が最盛期を迎える頃は、敬遠しがちな観光地と化す。人がものすごいのだ。静かな山を愛する人にはなかなか行ける山ではない。そんな場所であるが、S氏にご招待頂き喜んで参加することにした。というのも、あの手の場所は、分からないから、人が多いところを回りがちになってしまうのだが、山歩きの開始時間、駐車場所、ルート、こういうところをきちんと精通している方にご案内頂ければまったく違う山と化すのだ。栗駒山とかでもそう。時間帯やルートや駐車場所、こういった知識は山行ルートと同じぐらいに貴重な財産なのだ。こういうところを細やかに知っているというのはやはりS氏のこれまでの経験や山行回数によるものだと思う。

 

 

 


朝6時。茶屋駐車場。

 

 

 


そんな花見山の周回。今年は早い桜の開花でもうこの時期で桜の花びらがあちこちに飛び散っている。

 

 

 

 



十万劫山のあとは花見山に向かう。まだこの時間は時おり小雨や小雪が舞い。なんだか今年初めて早春の気分を味わえたような気がしてしまう。

 

 

 

 


カタクリも最後の輝きを放っていた。

 

 

 

 

 




春の息吹をあちこちで感じつつ、軽快に歩みを進めていく。

 

 

 

 

 



くまに変身したMさんも春を満喫していた。

 

 

 

 


いやー、素晴らしい花見山の周回だった。人に揉まれることもなく春を堪能。大満足で仙台に15時には到着。

 

 

蕃山、石舞台へ

 

今回一緒に車に同乗していった、みこさんとみんくさんも大満足だった様子。仙台に着くも、何だか歩き足りない感もあるし、この後笹倉山にイワウチワでも見に行きますか!と誘ってみたものの、みんくさんは丁重に辞退(笑) まあ唐揚げ買いに行ったりして遅くなっちゃったし仕方ないか。みんくさんと別れた後、石舞台にでも行こうか?とみこさんを誘う。当人、一度行ってみたいと前から言っていたのだ。花見山で大満足したみこさん。石舞台がどこにあるかも知らず、”すぐ着くから”、というとルンルン気分でハイキングである。ルンルンしてると痛い目に会うことが多いのだが、それは言っても詮無いことだ。

 

ミニストップの近くに駐車。石舞台に向かう尾根まで多少藪こぎで向かうが。”こんなはずじゃ・・・” と、またしてもアドベンチャーな様相に顔の表情が暗くなるみこさん。おもむろに自分の首にかけていた熊笛を、ヒューヒュー吹き鳴らす。この熊笛。いつも使っているようだが、はっきりいって全然音が小さい。ひょろ~・・・としか鳴らない。そんなの意味ないじゃん?と思うものの、まあ本人の精神安定のためには意味があるのだろう、と私は黙認している。余りに怖くなると、指笛ならしてよと言われるのだが、大抵私はスルーしている。

 

尾根に乗ってからしばらく。なんか変な感じを私も感じる。音がするわけでもないのだが、なんというか空気感だろうか。あれ、これおかしいな?と思い、指笛を大きく鳴らしながら進む。なんかおかしい。気配がおかしい。しばらくすること数分、前方でガサガサガサガサ!成獣一歩手前の熊がいるではないか。しかし程なく去っていった。熊は大概逃げるものなのだ。石舞台の尾根の方向には行かなかったので、まあ大丈夫だろう。もうすぐそこだし。問題はみこさんが気づいているかどうかだ。”イノシシだったよ” と嘘でごまかそうかと頭をよぎったが、こんなことをしていては、またしても、”くまぷーの悪行の数々” のリストが増えてしまう。何事もない風に装いつつ、後ろをみると、尋常ならざる気配を感じ取っていたみこさん。”何?何?何?” 大事なことなので3回聞きました。

 

バレてしまっては仕方ない。”熊いたよ” とニコヤカに言うものの。まったく通じなかった(笑) しばらくするとみるみる顔が青くなり、胸を抑え始める。動悸がドキドキ動悸不全。見つかってしまっては仕方無い。あえなく撤退となってしまった。”石舞台”にかねてより行きたかったみこさん。行こうといっても、もう付いてくることは二度とないだろう(笑) こうして、”石舞台”はみこさんにとって幻の”夢舞台”となってしまった。

 

S氏と一緒に行くときはみこさんも安心できるようなので、今度お願いするしかないな!

 

 

このすぐ先。

 

 

 


この辺。