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神室サミットと新日本百名山と船形山

鳴子渓。撮り鉄がスタンバっていた。カメラも持ってきていなかったし、スマホも置いてきたので列車が来る瞬間は見れたけど写真は無し。あとで車に戻ってスマホで撮影。撮り鉄がスタンバるのも頷けるロケーション。ところで、最新のエクスペリアのレンズすごいね。トリミングしてもこの解像度。コンデジ市場が廃れているのも頷ける撮影能力だ。


 

お誘いもあって神室サミットに行ってきた。こういうのには出席したことがないのですけれど、神室連峰の沢という沢、尾根という尾根を歩きに歩いた方の講演が大変有意義だった。他にも鳥海山~栗駒山を繋いだり、鳥海山から朝日連峰を繋いだり、山形側から御所山、泉ヶ岳を通って太平洋に繋いだりとやることがすごい。紀行家、登山家、・・・、とも新聞、書籍に評されているようで活動の幅が広い人である。

 

 

神室連峰の稜線はキヌガサソウが咲く頃に一度だけ歩いたことがある。北にも南にも西にも延々と続く痩せ尾根の稜線に、いたく感激した山だった。日帰りのループのメジャールートだったけれど、何時間稜線を歩いたのだろうかと思えるほど長いこと楽しめた。朝日連峰の稜線ともまた違う魅力がある山。講演された方も、東北一の痩せ尾根を有した連峰だと評しており、飯豊のずっしりとした山並みとも朝日とも違い素晴らしいところだと。もちろん素晴らしき稜線と言えばアルプスなのでしょうけれど、あちらは人がものすごいこともあり、静かな山を楽しめて痩せた延々と続く稜線を楽しめる。同感である。しかしあれは暑い日だった・・・。あの胸突き八丁の登りは地獄だった・・・。それにしても冬期の神室連峰の稜線は歩いてみたいけれど、日帰りじゃとてもじゃないけれど無理そうだ。しょぼーん。

 

 

 

ところで会場においてあった山雑誌に新・日本百名山というのがあった。なんと船形山が入っているではないか。船形山もメジャーデビュー!?

 

 

 

栗駒山の紅葉
寒江山の奥に聳える以東岳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にめぼしいところで以東岳、栗駒山が入っていた。今の百名山ブームは、深田百名山にNHKが火を付けたようなブランドであるから、たとえ新しい百名山がより素晴らしかろうとブランドが取って代わることはないだろう。ところで秋の紅葉の栗駒は、深田氏は登ったのであろうか。もし登っていたら百名山に入れていたかもしれない。刊行後、栗駒山は入れておくべきだったとかなんとかかんとか言っていたとかもどっかで見たが真偽は分からない。

 

静かな船形山が百名山になってしまったら想像を絶する世界になるのだろう。熊がいっぱい住むドキドキ・ワクワク。人の少ない静かな山が一変しそうである。むしろ静かで自然の濃い深山であるからこそ選ばれているような気もするので、人でごった返したらその価値が薄まりそうであるが、そうはなるまい。元祖百名山はいわばブランドだ。ブランドとして確立している百名山に行くことを楽しみにして、モチベーションにもなり、全国を旅しながら百名山にあしげく通う訳であるから、新しく出てきた百名山が良かろうが悪かろうが、深田百名山が百名山というブランドは揺らぐことはないだろう。30年後にでもまたNHKが新百名山特集でもやれば変わるのかもしれない。

 

ところで深田百名山に選ばれてはいないものの、とある雑誌企画では新・日本百名山に選ばれてはいる船形山。押しも押されもしない良い山域であるということだろう。深田百名山ブランドに隠れているおかげで、静かに存分に好きなように楽しめるのはとても幸せなことなのかもしれない。とはいえ、百名山がどう選ばれようと、地元の街の奥に聳え、おらが町を育ててきた山こそが日本一の山です。

 

 

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