旗坂キャンプ場

この場所について

宮城県側としては、船形山登山道としてメジャーな升沢コース登山道入り口にあるキャンプ場。また、大滝キャンプ場へと至る小荒沢林道は旗坂キャンプ場の手前から接続している。泉ヶ岳方面からの桑沼を通る升沢林道も旗坂キャンプ場へと接続している。

キャンプ場の跡地と記載もみられるが未確認。常駐する管理人はいないが、トイレの清掃管理、近くにある遊歩道の管理は委託されて続けられている。キャンプ場は大和町の管理となっているが利用申請等は必要ない(と思われるが心配な場合は確認ください)。駐車場のそばに緑の屋根の沢水の水洗がトイレある。11月末より冬季使用不可。トイレを過ぎて少し森の方へ歩いていくと、1分程でやや開けた場所につく。流し場(屋根付き一棟、上写真左)と、焼いたり出来る炉のある屋根付きの建屋がある(上写真の右)。ただし、流し場の水は飲用不適。そこから右手に階段を登ると、東屋とテントサイト跡地がある。春~秋には、テントを持ち込んで幕営キャンプ、また、バーベキューなどをする人たちもいるが、アウトドア利用としてはあまり人気スポットとはなっていない。年に数回、イベント会場として使われることもある。

キャンプ場の周辺には、一級のブナ原生林の森が広がっており、ブナの森を見に訪れる人も多い。林道が整備された今とは異なり、30年ぐらい前までは、旗坂まではアクセスは悪かった。最終のバス停から延々と道路を歩き、旗坂で一泊し、船形山へ翌日登るという山行も多かった。そのため、当時の登山を知る人にとっては、良くも悪くも記憶に残るキャンプ場であるようだ。水は県道147号から向かう場合は、途中左手に、風早峠の水汲み場があるのでそこで美味しい水が汲める。飲食店関係の人や地元の人がはるばる水を汲みに来るほど美味しい水が豊富に出ている。

 

 

旗坂 キャンプ場への行き方

大和町側からは県道147号を西進し、舗装路のみで車で現地に付くことが出来る。アクセスは容易。大和町中心部より30分程度。仙台市中心部より1時間と少し(日中は1時間半~2時間)。公共交通機関で現地に直接行くことはできない。泉区方面からは、スプリングバレースキー場を過ぎて、升沢林道(ダート)で向かうこともできるが、距離は長く、道もかなり悪いため、余程事情が無ければ大和町側から県道で向かったほうがよい。豪雨があると升沢林道は通行不可になることもあるので、詳しくは森林管理局に問い合わせるとよい。

 

アクセス

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駐車場そばにあるトイレ。綺麗です。

 

 

メモ:
2016.11.26 トイレ冬季閉鎖

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