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スーパーレッドムーン

来月11月14日は、地球と月が最接近、かつ、満月です。 (上写真は5月、泉ヶ岳ゲレンデより)

 

10月も12月の満月もかなり近いので、準スーパームーンですが、11月の満月が最接近で最大。月と地球の距離は大体38万kmで、月は地球のまわりを楕円軌道で回っています。35万km~41万kmぐらいで、近くなったり遠くなったり。もっとも近いときに丁度満月だと、近年ではスーパームーンと呼ばれます。

 

 

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画像、国立天文台より。青丸地球、赤丸太陽。

 

地球と太陽の間に月があるとき新月(黒丸) その反対側にあるとき満月(黄丸)

そのときの地球との距離は楕円軌道上にあるから常に変化する。

 

当然、遠い時は小さく、近い時は少し大きく見えます。といっても最大と最小の差でおよそ14%ぐらいなので、普段見ている平均的な大きさの月より6~7%ぐらい大きいな~小さいな~という話になるので肉眼でそんなに違いが分かるわけでもありませんが、分からない程度の違いでもありません。

 

図7

画像、国立天文台より。左が地球と一番離れたときの満月。右がスーパームーン。

 

計算できます。

ちなみにいつスーパームーンが来るか、いつの月が大きいか小さいか。計算できます。必要なのは、月の視半径と月の大きさ。視半径は、月を望遠鏡や双眼鏡で見て、角度として大きさを表すもので見れば測れます。丸いものの端から端までを目の位置から角度として大きさを表してみようという数字です。国立天文台がその数字を出してくれています。

月の半径は変わりませんから、既に分かっている値を使いましょう。1738km。半径1700kmといわれてもよくわからん数字ですが、ちなみに地球の半径は6371kmです。だいたい地球の1/3弱ぐらい。といわれると少し想像ができる。

ぺんぱいなっぽーあぽぺーん

視半径の角度表示を、高校数学で習ったラジアンに直してから、これまた懐かしいタンジェント(tan)君に登場してもらうと、月の半径、視半径でもって、月と地球の距離が出てきます。高校で数学が嫌いになった人が多いであろう、サイン・コサイン・タンジェント。憎しみさえ持つ人もいますが、このサイン・コサイン・タンジェント。実に生活に密着したところから生まれた算数の一分野で、天体はもちろんですが、三角形の土地や建物の建設に関わる測量や計算など、重要な役割を果たしてきました。小難しい算数の世界ですが、出てきた頃は、生活のニーズの中から生まれてきたのです。あまり嫌いにならないで、ぺんぱいなっぽーあぽーぺーんのように、サイン・コサイン・タンジェントと唱えよう。

 

それで2016年を計算するとこうなります。

 

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2016年の毎日の、月と地球との距離。大体平均で38万km、近いときに35万kmぐらいまで近づく。もっとも近づいたときが満月の日であれば、めでたくスーパームーンとなる。

 

満月はいつでしょうか。上の赤い点のときですが、満月を乗っけてみましょう。

 

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今年は10月、11月、12月がどうやら、地球と月の距離が近づいたときに満月を迎えるようです。一番近いのが来月。その距離35万km。11月14日。横軸ちょっとずれてるようにみえますが、右から2番めの黄色いマークが11月14日の満月です。一番右が12月。

 

翌日の11月15日の方がより近いですが、少し月が欠けます。14日に見れなかったら15日に期待しましょう。水平や地平から上がってこれるポイントで見ることができれば、

 

スーパーレッドムーン

 

となります。勝手に命名。チャンスは10分しかありません。街中からですと、障害物が多く、見える時にはもう上がってから10分経っているので、あまり赤くはなりません。

 

気合いがある人は山頂からです。太平洋から上がる赤いスーパームーンを見ることができます。泉ヶ岳と笹倉山がオススメです。私は行きません(笑) もっと気合のある人は、月山から日本海に落ちる瞬間のスーパーレッドムーンを月山から拝みましょう。落ちる瞬間もやはり赤くなります。もちろん私は行きません(笑)

 

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