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船形山 – 暑い日だった

再び船形山です。これで18日間で4回の船形山山行。うち小屋泊2回なので、GWも含めてではありますが、直近18日の内、6日間も船形山に滞在したことに。どんだけ好きなんだと。このあたり、先日出会いがありました方が関わっておられる”船形山のブナを守る会”というところの、成り立ちを拝見させて頂きまして、共感を得るとともに思い至るところもありました。こちらは、雑記の方に拙筆ながら書き記したいと思います。

大滝キャンプ場より、三光の宮分岐に向かい草原から蛇ヶ岳へ。同行者の体調、体力と時間をみつつ三峰山のオプションもいれておりましたが、キャンセルして船形山へ。快晴に恵まれましたが風もほとんど無く、とにかく暑かった!そして山頂でも風が少なく、虫がわんさか。草原は初でした。といいますか、私にとってはほとんどの場所が初ではあるのですが(笑) 非常に特異な植生の地です。恐らく、時期により水が広きに渡って流れ、湿地のようになるところもありそうです。そのためかと推測しますが、熊笹も少なく丈の長い草のみが植生するという場所。故に草原。現在は去年の枯れ草が茂っておりますが、雪解けが間もなく終わり、夏頃には緑に生い茂るのでしょう。眺望もよく清々しい場所でした。

蛇ヶ岳を経由して船形山へ向かいましたが、とにかく暑い。稜線に出ても風は僅かで、標高1300mを超えているのに20℃弱。下界は相当に暑い日であったことでしょう。あとで最高気温をみたら何と夏日。船形山山頂も気温は緩まず、風もわずか。暑い日差しが燦々(さんさん)と照りつけていました。そして、とにかく虫が多かった。ブユではなさそうでしたが、あれは蝿だったのだろうか。小屋も大量の虫にたかられていました。虫を避けて山頂より少し西寄りのガレ場でお昼にしましたが、それでも多い。虫よけは、携帯ベープに、ハッカ水、ディート虫除け剤と万全の体制でしたので、刺されはしませんでしたがとにかく鬱陶しい。お昼を食べた後、大滝へ直行。車に荷物をデポして鈴沼に向かいましたが、それはそれは、素晴らしいところでした。

船形山へのルートはいろいろあるのですが、宮城県の北側ですと、この大滝キャンプ場からの直登ルートはなかなかいいですね。船形山のいろいろな風情が短いルートに凝縮されているように感じます。湯谷地のゆったりとした密度のブナ原生林が実に美しい。歩きながら思わず見とれて立ち止まります。稜線歩きは少ないのですが、時間が短縮される分、山頂と鈴沼でたっぷりと時間を過ごすことができる素敵なコースです。

 

 

大滝からのルートについて

旗坂からは、登りも下りも、大滝に寄ると、三光の宮分岐より少し下がってしまうので回避しがちなルートであると思われるのですが、湯谷地のブナ林とともに鈴沼の景観は素晴らしいものがあります。大滝キャンプ上への小荒沢林道ですが、森林管理局からの公開情報にもある通り、通行は可能ですが、路面状態は良くなく、注意しての走行が必要です。普通車でも可能だとは思いますが、何ヶ所か、底をすらないように厳重に注意が必要です。現状では車高の高い四駆で来ている方が多く見られます。

【スナップ写真】


こぶし(ティッシュ)と山アジサイ。

 

 


ショウジョウバカマもまだ元気に咲いています。絞りが足りず、手前の花弁に合焦せず。背景と被写体がこのぐらいの距離感のぼかしはこのレンズは望遠で撮っても苦手。珠玉と名高いFA77、ペンタックスレンズをいつか手に入れたいところですが、レンズにさらに7万はちょっと手がでない。防滴とマクロが付かないのが手を引かせる。新モデルも開発中との噂もあり、ゆっくり待ちましょう。

 

 


草原いいところですね。中央、薬莱山。うっすらと栗駒山も見えました。新緑は随分上がりました。1300~1400mあたりまで来ています。

 

 


目指す蛇ヶ岳。ここから雪解け水と藪、枝藪がやや濃い。頑張って登りましょう。

 

 


桜咲く。

 

 


左より(北)泉ヶ岳、三峰山、後白髪山。随分と新緑が上がりました。

 

 


船形山着。ミヤマキンバイが咲き乱れる。

 

 


今日のお昼はリベンジ!?のグリーンカレー!暑い山頂でピリ辛カレー、さらに暑い!氷らしてきたプラティパスもわずかな氷を残すほどでした。

 

 


カマンベール入りサラダ。暑い日には嬉しいお野菜。

 

 


デザート。銀シートの上にしばらくおいておいたらミントがこんなことに。色彩に失望(笑)、今日はキーウイをいれてみましたが、酸味と甘みが加わりなかなかグッドです。

 

 



下山、湯谷地。このあたりのブナ林、密度が適度で、空間の広がりも感じられ実に美しい。

 

 


鈴沼へ。素晴らしい世界との出会い。

 

 


なんという絶妙の配置と、これはもみじでしょうか。

 

 


トリミングでアップ。

 

 


鈴沼周辺もブナ林が美しいです。

 

 


田園とその背後に笹倉山。月夜の中、民謡の地の匂いと空気にどっぷり浸りました。

 

 

そういえば、”殿、利息でござる”、を見に行かねば。温泉と夕食を頂いた帰り際に撮影。15.3夜、ほぼ満月のお月様と、愛しき笹倉山でした。三脚持って行かなかったため手撮り撮影でやや苦労。現像も難しい。楽しみつつ、覚えることが多い。

 

【GPSログ】

 

2 件のコメントがあります。

  1. 大和町のチバです。
    サイコーの天気の船形山、良かったですね。
    春から初夏への移ろいが伝わってきます。
    この日は仕事があって「くっそー!仕事してる場合じゃねーよなあ~」って思いながら、山のほうを眺めていました。
    蛇ケ岳下の草原は7月になればトキソウの群生が見られます。

  2. 再びコメントありがとうございます。

    快晴でしたが虫と気温はすごかったですが!まあ夏はもっとだと思いますのでまだ序の口ですね。
    湿気も高く眺望はイマイチでしたが、新緑が日々、斜面をあがり進んでいく刻々とした変化を堪能しました。

    あの草は絶滅危機種指定のトキソウという種だったのですね。7月を楽しみにしたいと思います。
    お教え頂きありがとうございます!

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